やりぬく心を育む 全校音楽
千万町小学校では全校児童が力を合わせて1つのことに取り組むことで「やりぬく心」を育てようと、全校音楽活動に取り組んできました。
全校音楽は、昭和39(1964)年から、平成21(2009)年度末に閉校するまで、46年間続きました。
当初は、鼓笛隊から出発し、アコーディオンをはじめとする器楽合奏に取り組んできました。児童数が減少してからは、マリンバ中心の編成にして、音楽活動を継続してきました。
この間、CBCこども音楽コンクールに、44年間連続出場し、東海地区大会や中部日本決勝大会に何度も出場を果たしてきました。とりわけ平成20(2008)年度には、全校児童5名でのマリンバ・アンサンブルで、全国第3位という輝かしい実績を残しています。
また、学芸会では、PTAによる親子演奏やOB演奏なども行われました。
山の小さな音楽会の誕生
千万町小学校の音楽活動を地域の人のみならず多くの人に知っていただこうと、平成17(2005)年度より、子どもたちとプロ演奏者が共演する山の小さな音楽会が始まりました。
千万町楽校になってからは、「山の小さな音楽会 in 千万町楽校」として、音楽会を楽しんでいます。
山里の楽校に響く マリンバの音色
ZMJ(千万町楽校)マリンバアンサンブル
千万町小学校時代に、マリンバ演奏の指導をしてくださったのが小田もゆるさん、壁谷桂子さんです。優しく熱心な指導で、子どもたちを導いてくださいました。
大橋志乃さんは、岡崎聾学校小学部の頃に、千万町小学校児童の器楽合奏を体感し、心を動かされ、現在もマリンバ演奏を楽しんでみえます。荻野詩織さんは、千万町小学校の卒業生で、もゆるさん、壁谷さんの指導を受けて、全国第3位に輝いたときの中心メンバーです。
この4人で、「ZMJ(千万町楽校)マリンバアンサンブル」を結成し、マリンバの音色を千万町楽校に響かせてくださいます。
これまで山の小さな音楽会では、マリンバ演奏をはじめ、牧野将典さんのアコースティック・ハープの演奏、「まりぃず」弓立まりさんの歌声もお届けしています。
年に1回行われる「山の小さな音楽会」を楽しみに、たくさんの方が足を運んでくださいます。
山の小さな音楽会の歴史
第11回 2015年9月6日(日)
ZMJ(千万町楽校)マリンバアンサンブル
第12回 2016年5月22日(日)
ZMJ(千万町楽校)マリンバアンサンブル、まりぃず
第13回 2017年5月21日(日)
ヒマナシスターズ、Shamo(しゃも)
第14回 2018年5月20日(日)
ZMJ(千万町楽校)マリンバアンサンブル、まりぃず
第15回 2019年5月19日(日)
ヒマナシスターズ、樹・音サークル とどまりんず
第16回 2020年5月10日(日) 中止
第17回 2021年 中止
第18回 2022年 中止
第19回 2023年5月21日(日)
ZMJ(千万町楽校)マリンバアンサンブル