南アルプス眺望(2016.1.1)
富士山眺望(2016.1.1)
名古屋都心部眺望(2016.1.1)
御嶽山眺望(2016.1.1)
山 冬の贈り物
冬季の澄み切った青空の時に、巴山から、富士山を眺めることができます。
巴山山頂周辺には、富士山をはじめ、南アルプス・御嶽山・名古屋都心部までを眺望できる場所があります。こんな絶景に巡り合えると幸せな気持ちになります。12月から3月の快晴の日に、眺望できる可能性が高いです。
巴山と三川分流碑
巴山は、愛知県三河地方、岡崎市の北東部に位置する岡崎市千万町町と新城市作手清岳・作手高里との境界にあります。
巴山の標高は、719メートルです。ここを分水嶺として、豊川・矢作川・乙川が流れ出しています。
その位置を示す三川分流碑は、三角柱の石碑で、それぞれ流れる方向に川の名と藤原俊成(平安末期の歌人)作と伝えられる歌が刻まれています。「三河」(みかわ)という名称の発祥の地とも言われています。
巴山周辺は、本宮山県立自然公園に指定されています。岡崎市の水源林にあたり、岡崎市民のいのちを支える水が流れ出す場所です。岡崎市の水道水の約半分を乙川の水が荷っています。 三川分流碑と石碑に刻まれた短歌
三川分流碑と石碑に刻まれた短歌
豊川 神代より わき出る水の 巴川 いくちよへぬと 知る人そなき
男川 つるきたち 三河の水の みなもとの 巴山とは こゝをいふなり
矢作川 ともへ川 その水かみを 尋ぬれば 薄の雫 萩のした露 巴山山頂へのアクセス
巴山山頂へのアクセス
巴山には、千万町楽校の前を通る県道333号線を東に進みます。千万町町の集落を抜けて坂道をのぼり、坂の頂上付近で右折し、しばらくすると左手に駐車できる場所と白髭神社の鳥居が見えます。鳥居をくぐって100メートルほど歩くと、巴山の山頂へ着きます。千万町楽校から巴山山頂付近までは、約4キロです。